みどり会主催
クリスマス茶会

2001.12.17
日本ではクリスマスというと、パーティーであるとかプレゼント交換といったイベントが主流になっていますが 、そもそもクリスマスとはイエス降誕の聖なる日。 キリスト教の国では厳粛な気持ちでこの日を迎えます。
裏千家学園茶道専門学校の外国人研修コース(みどり会)で研修中の人達によるクリスマス茶会が開催されました。





日本の歳時記には、クリスマスは入っていません。ですが、キリスト教圏の国にとってクリスマスは神聖な歳時記の一つ。
四季の移ろいを感じる重要な日です。そんな思いを抱いたみどり会の方々によるクリスマス茶会が行われました。
茶会のいたる所にクリスマスらしさが出た楽しいお茶会をどうぞお楽しみ下さい。

| 受付 | 待合 | 本席 | 点心席 |

受付
こちらは受付です。クリスマスのリースとキャンドルが、
かわいらしく飾られています。
この茶会には若宗匠ご夫妻、万紀子お嬢様、
伊住宗匠もご出席されました。

待合
お床は扇面に鵬雲斎家元筆 「和気生萬福」 
部屋の一角には大きなスクリーンに
影絵が浮かび上がり、幻想的な世界をつくります。
バックの切り絵はもちろん手作りです。

本席
裏千家茶道会館の中にある「心花の間」が本席です。

本席の軸は鵬雲斎家元筆  茶謝

花入は鶴首、タイのものです。象の模様が
入っていました。 お花は曙椿。もちろん日本製 。
香合はハワイ支部50周年記念の記念品です。
プルメリアの花が模様です。
裂地はインド製。
脇床には、リースで飾られたろうそく。
今回、同席させて頂いた皆様は、
裏千家淡交会の国際部の皆様です。
亭主はリュボミール・パナヨトフさん。
ブルガリアで7年間、お茶を勉強して
日本へやってきたそうです。
丁寧に説明をしているのはサンフランシスコから
お越しのメリサ・コールさん
日本人のように、日本語はペラペラ。

主菓子は手作り。銘「星聖」
胡桃と蜂蜜で練り合わせた黒餡を、白餡で包んだもの
星をかたどり、金箔が散らしてありました。

干菓子はクリスマスツリーの押物と本物のバラ、
ピースローズの花びらを用いたお菓子です。
楽しい雰囲気でお茶会が進みます。
主茶碗は、高麗刷毛目 
次茶碗はボストンのスティーブン・マーフィー作。
おいしいお茶をいただき、心和やかです。
水指はエド・ヒガ作。
薄器はアメリカインディアンが作ったもので石でできています。蓋置は徳力作でなんとステンドグラス製です。

点心席

点心席では皆なごんだようすで食事を楽しんでいます。
お運びももちろん外国人。
着物の着こなしも、日本人以上?
献立は世界各国の料理で構成されています。
どれも趣向をこらしたクリスマスらしいものです。




最後に、これからの世界の平和を願い、
平和の象徴の白鳩が描かれた絵馬を
おみやげに頂いてクリスマス茶会は終了です。
絵馬に描かれた鳩が薄く透けて
包みの紙を通して見えています。


和の学校TOPへ