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■能舞台
古来能舞台は、屋外の建てられた独立の建造物でした。
現在、多くの能楽堂はこの能舞台と観客席を一つの建物の中に入れています。
舞台は檜作りで「檜舞台」というのはここから出ました。
演技の中心となるのは四本の柱に囲まれた三間四方の舞台ですが、左後方にのびる橋掛かりも演者の登場、退場の通路になるほか、演出上重要な役目をしています。
正面奥に老松の絵が描かれていますが、これはむかし、松で神を迎え、屋外で能を演じた名残りです。
舞台はいわゆる額縁式舞台ではなく、観客席に張り出していますが、これによって舞台と客席が融合される効果があります。
背景は何もありませんが、謡の言葉と演者の型により自由に場面を転向させます。
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