春風亭小朝

昭和30年(1955)-

昭和45年(1970)春風亭柳朝に入門、小朝。昭和53年(1978)NHK新人落語コンクール最優秀新人賞。昭和55年(1980)真打昇進。関西初お目見えは確か梅田の吉本の演芸場だったと記憶するが、このときのマクラが秀逸だった。「(歌舞伎の舞台で)沢村藤十郎が登場して大向こうから『紀伊国屋!』と声がかかったら、隣にいたおばさんなんか『旭屋』って叫んでました」大阪キタの書店事情を知る人にしか受けない地域限定、この日だけのマクラ。このセンスが古典落語に現代の血を注ぐのだ。