芝浜

酒好きの魚屋が、女房の計略にかかって酒をやめて精進する。一年後に女房が種明かしをするという人情噺。「芝浜」といえば三木助、三木助といえば「芝浜」といわれたほどの名品。改心して朝早くから浜へ魚を仕入れに行った魚屋が、浜辺で夜が明けるのを眺めている描写を安藤鶴夫が絶賛した。遊び人三木助の経験がここに活きた。以後、多くの演者が手がけているが、伝説は超えられそうにない。