ざこ八

雑穀屋八兵衛、通称「ざこ八」という大店の女房が身の上話をする。特にドラマチックな筋書きはなく、ある商家の事情を長々と語ってみせる噺。さげはつけたしである。それだけに話芸としての力量がなければ、退屈極まりないものとなる。大ねた、難しいねたとされる所以である。東京でも一部の落語家が「先の仏」の名で演じることがある。