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【日本舞踊】 発生は古代までさかのぼり、『古事記』にアメノウズメが舞ったという「天岩屋伝説」が記されている。現在の日本舞踊の代表と言えば、歌舞伎とともに歩み、古くからの各種の舞踊の要素が集大成されている歌舞伎踊りを挙げることができる。一方、19世紀に京阪の宴席を中心に、能の影響を受けて発達した、上方舞も忘れることができない。共に三味線を主体の伴奏音楽によって演じられる。前者は当然劇的要素が濃く、動きも活発。後者の動きは極端に少なく、一畳の畳の中で舞うとさえ言う。 日本舞踊が、西洋の舞踊、すなわちバレエと最も異なる点は、バレエがトーシューズでつま先立ち、跳躍するのに対し、日本舞踊はすり足で、むしろ腰を入れて足拍子を踏むところにある。家元制度の下に西川、藤間、花柳、井上など多数の流派があるが、現在、最大の流派は花柳流。生け花、茶道同様に習い手の大半は女性である。 |