第二回

和歌山県 湯浅しょう油

和歌山県湯浅はしょう油の発祥の地。鎌倉時代に開山法燈国師という偉いお坊さんが 中国からもたらしたとか。湯浅では今も4〜5軒のしょう油醸造元が昔ながらの製法 でしょう油を造っています。今日はその中の一軒、久保田醤油醸造場をお訪ねしまし た。

 

出来上がるまで1年半以上

「ウチは大豆は北海道の鶴の子大豆、小麦は備前岡山の小麦、どっちも農家と契約して作ってもらっています。塩は最高級の天然ミネラル塩、全部国産です」と社長の久保田さんは元気な声で話します。この厳選された材料を冬(1月初旬〜3月)に仕込み ます。蒸し煮した大豆と、煎った小 麦を合わせて麹かびを生えさせ、それを仕込み 桶に入れて、湯浅の土地から湧出た清純な水と塩を加えるだけ。ただし、ここからが 気の長い話。何と1年半から2年をかけて、じっくりと自然発酵させるのです。「手造りやさかい、ぎょうさんは造れません。それで市販はせず、希望される人に直送し ているんです」と久保田さん。 

「まったり」奥深い味わい

「『湯浅しょうゆ』は大豆を80%使てます。まったりとしたコクがあるので、刺身 なんかにええですな。」 同じしょう油でもこんなに違うのか、と思うほど。 「私がうまいと思ても、味の基準は人それぞれです。ただ、ええものを造らな選んで もらわれんことだけは間違いないですな」 ところで、醤油のおいしさがはっきりわかる料理はなんでしょう? 「そら、ほうれん草のおひたしなんかにしょう油をかけてみたらはっきりわかります な。ええしょう油を使たら『ほうれん草てこんなにおいしかったんか』と思いますよ」 普段、何気なく使っているしょう油ですが、その奥深さにはため息が出ます。素材の 持ち味を引き出す最高のしょう油、一度お試しあれ。

湯浅しょうゆは2本セットで2520円(送料別)

ほかには「昔づくりしょうゆ」「白しょうゆ」もあります。

お問い合わせは06-6271-0771(代表) ロイヤルクイーン「ひまわり畑」係まで

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