公家たちは有職文様を好んで用いました。 菊、桐、藤、竹、楓、松などの草花文を、菱、角、蜀江(しょっこう)、円、襷(たすき)、立涌(たてわく)、七宝(しっぽう)などの幾何文と組み合わせたものが多く、また、鶴、雲文、青海波なども好んで用いられました。 御所関係では、萩の丸・梅の丸のような丸紋が多く、雰囲気は、雅で気品があり、優しい雰囲気のものです。
千田さんと妻の郁子さんは、伝統的な仕事をしながら、唐紙をインテリアなどにして現代の暮らしのなかに生かしていく提案もしています。 襖などの相談には主に郁子さんがうけられます。
江戸時代から続く板木を今も使いつづける唐長。板木蔵の中で千田さんが手に持っているのが一番古いとされている板木です。 「古いということはシンプルなんです。多少摩滅していたり欠けていたりしても、かえってそれが硬さをそぐことになって、本来唐紙に大事な、一歩引いた良さやなじんだ良さがでてくるように思います。 」
唐長 〒606-8027京都市左京区修学院水川原町36-9 TEL 075−721−4422 FAX 075-721-4430 URL http://www.karacho.co.jp
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