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宇治橋の東側の道を南にしばらく行くと、朝日焼の窯元があります。
朝日焼の特徴は、長い年月をかけて寝かせた(100年前など)土を使い、その土と火との出会いによって生まれる窯変の美しさです。
朝日焼を四百年支えてきた宇治の陶土は、現在窯元の対岸の折居山より採掘されているそうです。いま使用されている土は、古いものでは安政年間九代長兵衛頃の土もあり、特に鹿背(かせ)はこの時代から十二代昇斎の掘った土だけを用いられています。
この永年熟成された土と穴窯登窯の松の炎が融合するとき朝日焼の「御本手(ごほんで)」が生まれます。
御本手とは、明るい斑点状の色模様の出たやきもので、土の中に含まれている鉄分その他の成分が還元と酸化の微妙な領域にのみ発色する、いわば自然の織り成す模様であり、土と炎の出会いから生まれるのです。
この土の中から発色する変化を「土の窯変(ようへん)」といいます。
朝日焼では、土の特長によって、鹿背(かせ)、 燔師(はんし)、火変りなどがあります。
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