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今も残る九代長兵衛氏が掘った鹿背(かせ)の土。
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土灰をつくる窯です。土灰とは木を燃やして出来た灰で、これを洗って灰汁を抜き、釉薬の溶剤に使用します。 |
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採取された土は、砕き易くする為、夏場だと天日で約1週間乾燥させます。乾燥後、水に溶け易い大きさに砕きます。
この時点で、大きな石や不純物を取り除いておきます。
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干した土は一旦小分けされ、保管した中から必要な分だけ使用していきます。
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調合される土の配合で土味が変わります。この土は攪拌槽(かくはんそう)に運ばれます。
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まず土を半日ほどかけて水簸(すいひ)します。水簸とは水に土を混ぜて攪拌し、沈殿した砂粒や水面のごみを取り除く作業です。
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水簸した土をタンクに移します。沈殿した細かい粘土分だけを取り出す為に、さまざまな行程を通り、不純物を取り除いていきます。
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左の装置の上部には細かな網目がついていて、そこを通して、ある程度大きなゴミを除去することができます。
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右にある脱鉄機を通して土の中に含まれる鉄分を取り除きます。土の中に鉄粉が残っていると、焼き上がりに黒い点となって出てしまうからです。粘土分が最終のタンクに移されるまでに、脱鉄機を
3度も通り、しっかりと鉄分を取り除きます。
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最後にこのタンクに移し、余分な水気を取り除く、水抜きを行ないます。
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水抜きされた粘土は、フィルタープレスを通して更に水分を搾り出します。機械が作動してから数分後に、このフィルタープレスの下から勢い良く水が流れ出ます。
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水分を搾り出した粘土をフィルタープレスからはずしていきます。 |
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| 粘土は持ち上げることが出来るまで水分を搾り出します。 |
この部分に水抜きされた粘土が流し込まれ、水分の搾り出された粘土が幾重にも出来るわけです。 |
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フィルタープレスからはずされた粘土をドレン機に通します。
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粘土の中に空気が入らないように、真空にする為の作業です。粘土内に空気が含まれると焼成の際、爆発や割れの原因となります。
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ドレン機を通して出てきた粘土は、均等に土が混じわるように、さらに粘土を混ぜ合わせながら、3〜4回ドレン機に通します。
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このようにして出来た粘土は、土自身が伸びる力を持ち、ろくろを回すのに丁度良い柔らかさとなります。
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