川の学校
第五回目 吉野川下流 善入寺島(ぜんにゅうじとう)
平成14年10月12日・13日・14日 
10月12日
陸での愉しみ

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こちらは竹を削っています。何を作っているのかな。
いつものハンモックも今回は車の間に。
このハンモックはとても寝心地が良く、みんなここで寝たがります。
だから寝る人はいつもじゃんけんで決めます。

野田さんがたくさんの本を持ってきました。

「詩っていいぞ。きれいな言葉がたくさんあるからね。アポリネールって知ってる?ミラボー橋とかさ。」
「 ヴェルレーヌ 上田敏訳の。秋の日のヴィオロンの・・ため息の身にしみて・・・こういうのは、ちゃんと覚えておかないとね。最高の詩なんだよ。わかんなくてもいいんだ。なんとなく良いでしょ。」
「僕なんか、若いときには詩なんか読んでなかったから、読んでおけば良かったと今になって思うよ。」
「川を旅していて、外国の人に会うでしょ、そうしたら焚き火を囲んで、詩の暗誦をするんだ。教養のひとつなんだね。歌を歌うよりも良いもんだよ。」
「詩集を買ってもらえば良いね。お父さん、お母さんに言ってごらん。きっとお母さんも知ってるから。」
「シャンソンも良いよ。高校生になったらレコードを集めてごらん。」

「たくさん本を読んだ方がいいぞ。でもね、何ページか読んで面白くなかったら読む必要はないんだよ。自分に合うのがあれば、読めば良い。それがきっかけなんだ。」
「いろんなジャンルの本があるね。 僕が書くのは全部エッセイっていうの。川下りのノンフィクション。カナダのマッケンジー川、ユーコン川・・3ヶ月かけて下る話や漂流・・・・あとは今、日和佐で面白おかしく住んでる、そういう話を書く。そういうのをエッセイって言うんだ。」

「今からだよ。面白いのは。青春18キップって知ってる?そういうのがあるんだ。どんなに電車に乗っても値段はいっしょ。時間かけていろんなところに行ける。安いし、すごく面白いんだ。」

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