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今年の年始は雪のちらつく厳しい寒さとなりました。
私の好きな言葉の一つに「風花」があります。皆様ご存知のように雪が風に吹かれてフワリフワリとただよっている様子なのですが、こういう様子を見ると、寒いという思いよりも情緒があって素敵と思うのですから不思議なものです。そして、それと共にこの言葉をつくり出した先人の豊かな感受性も伝わってくるような気がします。
とてもロマンティックな雪ですが、時としてはこまることもあります。豪雪地帯に住んでらっしゃる方は、日々の暮らしの大変さ、また農業に携わっている方は、雪による被害などでしょうが、実はいけばなも時として屋外ステージで作品を制作することがあるのです。
花は床の間というイメージが未だあるのですが、ある調査によると花を持ちかえった方の80%が、玄関くつばこの上に飾るという結果も出ています。
生活空間の西洋化と、輸入花の増えたこと、いけばなの中のいわばディスプレー的要素に注目しての作品づくり等、様々な要素がありますが、このごろは家庭のいろいろなシチュエーションで、そして、ステージで(屋内・外共に)ということも増えています。床の間だけではなく様々な場に合うようにつくれるというのも、いけばなの芸術性、柔軟性の高さといえるのではないでしょうか。
古典あるいは伝統文化の維持、継承には常に守るべきところ、くずせないところは絶対に守り、かつ時代の潮流をキャッチし応用していくという姿勢が大切と思います。
屋外の場合は、風・雨・雪が問題になるのですが、それでも、また内に飾るのとは違ったダイナミックな構築ができるのも苦しくとも楽しい一面です。よく私たちは、人に対しても「ある人は○○な人だから」とか、あるいは自分に対しても「どうせ私は○○だから」と勝手に決め付けたイメージで接していることがあるように思います。2002年は床の間から進出した花のように、私たち自身もフレキシブルな心で世界をひろげてみたいと思いませんか?
いくつか屋外ステージでの作品と、そして、家庭内での作品をご紹介いたしますのでご参考までにどうぞ・・・
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玄関・書斎・リビング、花をいける空間は様々です。
一つの花をいけるにも、それぞれの空間をいかした
花材選びやいけ方があります。
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これらの作品は、池坊ビルの烏丸通り沿いのステージで教授の先生がいけられた作品です。
毎月違う先生方がいろいろな
趣向をこらしていけられています。
是非、お時間のある方は見に来てください。
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2002.1.23掲載
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