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如月です。一年で最も寒さの厳しい頃でありますが、日脚は日一日とのびることから「光の春」とも言われています。
とてもいい言葉ですね。また、これ以外にも「梅見月」とも「雪消月」とも、言葉の中に先人たちの季節に対する鋭い感覚や春への思いがにじみでているかのようです。氷がとけたら春になる、と言いますが、雪や氷のとけたあとの水 たまりは、ちょっぴり淋しいようなうれしいような気分ですね。
とてもロマンティックな雪ですが、時としてはこまることもあります。豪雪地帯に住んでらっしゃる方は、日々の暮らしの大変さ、また農業に携わっている方は、雪による被害などでしょうが、実はいけばなも時として屋外ステージで作品を制作することがあるのです。
さて、よく私たち人の身体の70〜80%は水でできているといわれています。コップに水を入れて、愛・夢・うれしい・幸せといったときと、戦い・苦しみ・憎しみなどの言葉を言ったときでは、水の結晶が変化しているとか。美しい言葉のとき、結晶はとても美しいおだやかな形になるそうです。直接言葉は通じなくても、その背後の思いは水にも伝わるのでしょうか。何をどんなように意識するのか・・・これは全てにおいて大切なようです。
花をいける折にも花をどのようにいかしていくのか、主人公は花なのか、あるいは自分なのか、考えるだけでも違ってきます。花という生命あるものをいけている以上いつも忘れてはならないのは、花をいかすことによってひいては自分もいかされるということではないでしょうか?
その為にも、植物の持っている本来の美しさを見極め(= 素直な目)、それを最大限いかせるように努力し(= 技術のたしかさ)、自分の感性、思いをこめていきたいものです。
本来の"和の文化" = 伝統文化は互いに生かしあい、支え合い一つの大きな世界をつくり出していたと思います。常にその原点を忘れずにいたいと思います。
今回は、水をうまくいかした作品をご紹介します。
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テーマ「枯淡静寂」
池の水に映る照葉の美しさをイメージして、
荒々しい柿の古木と重そうに垂れ下がる美しく輝くきざ柿(木になったまま熟して
甘くなった柿)、木枯らしが吹けば、今にも舞い散りそうな照葉を対照させた作品
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華道家元 四十五世 池坊専永 作品
平成13年度 旧七夕会 池坊全国華道展
H13.11.14〜19 於)京都高島屋
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こちらのは、うまくいかせたかどうかは?
ですが(笑)、何とかがんばっています
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池坊由紀 作品
イマジネーションは
時を超える -千住博・池坊由紀・近藤弘展
H13.9.5〜19 於)福岡三越
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2002.02.06掲載
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