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祝 和の学校 1st Birthday


 今年は桜も早くに咲き、早くに散ってしまいました。
京都はすでに若葉が茂り初夏の香りに包まれています。
「水」をテーマに書き続けた由紀の一滴、
早くも一年が経ちました。
 いけばなというと主役になる草木、そして、その生命を支える「水」、「水」とは切っても切れない間がらです。が、一年経ち「水」というものが、実はいけばなだけではなく、私たち日本人の暮らしに深く関わっていたことを(もちろん今もそうですが)改めて思い知りました。
 そして、それと同時にごく近くに山があり川が流れといった風景がある日本の自然環境の素晴らしさと、また、私たちを取り囲んでいるその自然が、四季ごとに変化を見せる贅沢さが、いかに日本人の感性や美意識、そして伝統文化の成り立ちを成熟に深く関わっているかを感じました。(長々しい文章で読みにくかったことでしょう。ごめんなさい)

 
  世界のどの国も独自の文化を持っていますが、日本の場合はその繊細さ(こまやかさ)と、まず相手を思いやる心にその特色があるように思われます。現在では、自然環境は悪化する一方です。街はビルが建ち並び、いわばコンクリートの中で暮らしているかのような現代人ですが、だからこそ心まで無味乾燥にならず、偉大な先人たちの育んできた美と心を大切に伝えつつ、それがうまく私たちの21世紀の暮らしにとけこんでいるようであってほしいと願います。

  

 そんな思いからこの一年続けてきたわけですが、それにしてもどこまでお伝えできたやら、不安と反省が襲います。そして、それと同時に日本の伝統文化の歴史の長さと深さの前に、「千里の道も一歩から」ならぬ「大河も一滴から」の思いで、一滴々々皆さんの心にしみわたるエッセンスをお届けできるように頑張りたいと思います。気の長い話ですが、一朝一夕で はい 完成 ではなく、こつこつ長い時間をかけてじっくりと自分を豊かにしていけるのが、また文化のよさではないでしょうか。
開校したてで一年目は毎日日々出来事を追いかけるだけで、あっという間にすぎてしまいました。二年目は、少しずつ和の学校らしさをあらわすことができるように頑張りたいと思います。どうぞ皆様方もどんどん何でもご質問ください!

2002.04.20掲載 
由紀のひとしずく
●1ごあいさつ ●2花曇り ●3八十八夜 ●4水際 ●5川床
●6ビール ●7河童忌 ●8喜雨 ●9アイスクリーム ●10ベニス
●11台風 ●12旧七夕会 ●13新酒 ●14御事納め ●15柚湯
●16初づくし ●17風花 ●18ミネラルウォーター ●19樹氷 ●20・・・・
●21おぼろ月 ●22祝 和の学校
1st Birthday

●23・・・・
●24入道雲
●25雷雨

●26秋分

●27紅葉前線 ●28おもてなしの心 ●29年忘れ ●30初春
●31和の学校を改めて思う