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2 花曇り
春というと桜をまっ先に思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
いつ咲くかと待ちわびて、ようやく咲いたかと思うと、今度は雨や風が吹かないようにと祈る。これほどまでに人の心をやきもき落ち着かなくさせる花はないかもしれません。
お着物、小物そしてお道具類も、桜の模様はその時にうまくのっかって用いないと、すぐ季節外れになってしまいますものね。やはりこの点でも、やきもきさせる花でしょうか。
桜というと、お花見や宴会という楽しいイメージが多いのですが、私はむしろこの花のもつ厳しさと淋しさを感じます。
日々いろいろな花と接し、多くの時間を花と向かい合っている私ですが、桜を生ける度に、瞬間瞬間に、命の輝きと美しさが凝縮されていることを思い知らされます。そして、いつも漫然と時を過ごしていることへの自分自身への反省と、命のきらめきを切り取って表現するいけばなの担っている使命、役割の重さを再認識するのです。話が少し固くなってしまいましたが、それでも、1つの花のことに様々な思いをめぐらせることができるのは、とても幸せなことと思います。
これは、花曇りのお天気のおかげでしょうか。それとも、私が少し年をとった?せいでしょうか。
歴史や伝統という大きな河の前では、人の思いや心の動き、そして人のできることなど、ほんの一滴にすぎないのかもしれません。でも、その一滴こそ大切にしたいと思います。ささやかな一滴が、大きな大きな力となることもあるのですから。そんな気持ちで、
今年一年よろしくお願い致します。
生徒の皆さんも、活発な意見を出してくださいね。
和気あいあいとした教室にしていきましょう。
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千住博・池坊由紀・近藤弘展 (平成13年3月開催 名古屋松坂屋本店)
いけばな 立花新風体 池坊由紀
日本画 三頭の龍 千住博
陶器 龍水玉 近藤弘
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