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3 畳 根岸照彦
畳の大きさを表すのに、関東間(江戸間、田舎間)、京間、中京間などという。
関東間はご存知のように6尺(1,818)を一間として、8帖ならば二間で12尺(3,636)。
しかしこれは、柱の真から柱の真までの寸法なので、畳の大きさは、そこから柱の太さを引くことになる。
柱の太さ3寸5分(106)とすると畳、一畳の大きさは3,636−106=3,530、3,530÷2=1,765、5尺8寸2分になる。
関東間5尺8寸といわれる所以である。
京間の畳は6尺3寸(1,909)、これを一間として、8帖二間は12尺6寸(3,818)で、関東間と違って、柱の内々の寸法であり、柱の太さが3寸5分ならば、柱の真から柱の真までの寸法は、柱の太さをたして12尺9寸5分(3,924)となる。
つまり、同じ8帖でありながら、関東間と京間では、3,636−3,924=−288、約30cm、1尺も違ってしまいます。
しかも、L型にです。
こんなに、関東間と京間の畳の大きさが違うのに、主流は関東間の小さい方である。それを基準に、建築は成り立っていることなど、百も承知ではあるが、なをかつ、私は、畳は京間の寸法にすべきだと根に持って、実行しているのである。
日本人の身長が大きくなったのにも関わらず、なにゆえ畳は小さくなってしまったのか?。
広い方がいいにきまってるやないか(私は、いいたいことを強調すると、言葉が悪くなってしまいます。すいません)。
この畳の問題が解決できずして、日本建築を語るなかれ。とはいいつつも・・・しょせん、京間だ京間だといっている者達は、小数派であり、多勢に無勢、かないっこない。
まあ、関東間でも京間でもいいけれど、とにかく「畳は日本文化の母となり」である。畳のことをもっともっと語り、畳のよさを生き返らせたい。
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| 京間サイズ 六尺三寸 |
| 中京間サイズ 六尺 |
| 江戸間サイズ 五尺八寸 |
| 団地間サイズ 五尺六寸 |
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京都嵯峨 藤本畳店での畳製作風景 2001.4.6
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藤本畳店
京都嵯峨の清涼寺門前にある。
現在の当主、藤本正氏で三代目。今日庵職方。
二代目の故・藤本幸次郎氏は勲六等瑞宝章受賞。
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畳の上に乗り、畳床をそらし、その後畳表を張る。
そうすることにより、畳床が元に戻る力で畳表がよく伸びる。
ここに来て4年目の原田さん。28歳。
実家が畳屋さんなので後を継ぐために
修行にこられています。
他に20代の男性が2名。
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はしにいがら(いぐさ)を並べる。
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側面から見たところ。
このように「本床(ほんどこ)」といわれるものは少ない。
刈り取ってから一年以上乾燥させた稲藁を50cm以上も重ね、それを5cmの厚さになるまで圧縮している。現在ではポリスチレンフォームなどをサンドした建材床が多くなってきている。
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端から引っ張ったあと、霧吹きをする。
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大きなまち針を打つ。
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並んだまち針。
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| 手で縫っていく。新しい畳の場合は、ひじで締めずに普通に縫い、裏返して足で締める。(表替えなどにはひじを使う) |
これは、別の工程。
畳表のはしを手でまつる。基本の仕事。
入ったばかりの新人さんが手ほどきを受けていました。
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畳の道具
一人ずつ自分の道具を持ち、手入れも自分でする。
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これは、仕上げに使う材料。藁。
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分当たり
厚さを測るためのもの。
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縁(へり)引き
縁を引っ張ったり、隅をたたんだりするもの。
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包丁
大きさも大・中・小とある。
こわいくらいによく切れる。
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締鍵(しめかぎ)
縁を縫ったあと、裏返して足で締めるときに糸を引っ張るもの。
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まち針
畳表を止めるもの。
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金槌
仕上げの藁を締める金槌。
締鍵とセットで使うことが多い。
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縫い針
文字通り、畳の縁を縫うための針。
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手当て
縫うときに針を手のひらで押すためのもの。
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