『 源氏物語 』 塾 〜 都の四季と名所の世界 〜
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平成17年5月14日
源氏物語塾 第一回目は
護王神社
で開催されました。
香が焚かれた会場では、約50名の方が熱心に受講されました。
第一部 『源氏物語の世界』〜恋と季節と無常と〜
高橋文二(駒澤大学教授・文学博士)
「愛欲の物語・・・などど言われていますが、『源氏物語』には露骨な表現はなく、繊細で微妙な表現がされているのです。直接的な表現を忌むんですね。」と優しく語りかけるように話される高橋先生。
「誰も刀を抜いていない優しい柔和な世界です。六条御息所が伊勢に旅立つときも、源氏は挨拶に行きます。挨拶の大切さ、優しさ、「和」の世界ですね。心の豊かな世界を子供達にも伝えなければならないと思います。「良い天気ですね」という挨拶は心がつながるのです。自然を媒介にした和の基本です。大事なことですね。」
源氏物語のお話ですが、大切なことをたくさんお話いただきました。
第二部 『源氏物語の色』
吉岡幸雄(染色家)
蘇芳(すおう)で染めた着物を展示して、当時の服飾と色について語っていただきました。
「当時の女性は、牛車のすそから衣を出して自分の存在をアピールしたんです。」
蘇芳(すおう)で染められた着物です。8枚の着物を重ねてあるため大変重いものでした。
「喪に服する時は近親者ほど、濃い色を着ました。」
「源氏は喪の衣の下に、このような色の衣をつけていた、と書かれています。反省しとんのか、と言いたくなります。」
二藍(ふたあい)。紅花(べにばな)と藍を重ねて紫色を作ります。
時折ジョークも散りばめられた大変わかりやすく、その当時の様子を思い描くことができるような講義でした。
受付は和の学校ボランティアスタッフの皆さんでした。
受付以外でも撮影など、すべてボランティアの方々による力で運営されました。
ありがとうございました。
次回は梨木神社が会場です。
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