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和の学校スタッフ・山下作の、注連縄の数々。
熟練工になると、こんな注連縄も作れるそうです。
亀の前足には、金と赤の水引があしらわれています。
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こちらは亀のアップ。
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生活の中で
何気なくおこなっている「年中行事」。
「文明国になってしまった今の日本では、
科学ばかりが重視され、
年中行事の意味は失われていますが、
本来はすべてに理由があった」
と、芳井先生。
1年間が直線的なものでなく、
さまざまな年中行事にいろどられているのが、
日本本来の姿だそうです。
今回は、数々の年中行事の中でも、
もっとも大切な「お正月」について
お話していただきました。
何気なく繰り返している「お正月」行事。
注連縄(しめなわ)や門松、
鏡餅を準備し、
お節料理や雑煮でお祝いしますが、
それぞれにどんな意味があるのでしょうか。
正月とは、神様を呼ぶ行事であり、神様をもてなす行事です。
正月の神様は、
年神(としがみ)、
年徳神(としとくがみ)、
正月神と呼ばれますが、
この年神様を呼ぶところからはじまります。
神を呼ぶのは、神は1箇所に常駐するものではないとされていたからです。
かつては「必要なときに呼び、用が済めば帰っていただく」ものだと考えられていました。
神様は「夜」に登場されると決まっています。
ですから、正月も夜中から祝うことが大切です。
神様と共に新年を祝うため、日の出前の夜から正月行事をはじめるのです。
神様に来ていただくために、
家を清め、神様が来られる場所「依代(よりしろ)」を用意します。
神様が来られた後は、
料理を供して、共に食べ、共に祝います。
日本では、神様が非常に身近な存在であったことのあらわれです。
| 事はじめ、餅つき |
正月準備は、12月中旬からはじまります。
また、12月26日は餅つきをする日です。 |
| 鏡餅 |
鏡餅は「魂」の象徴であり、神様の来るところです。
魂とは、本来丸いものとされており、丸いものは、神の霊魂の「依代」となってくれます。「鏡」や「丸い石」も、神の霊魂が宿るものであり、神社のご神体として鏡や石が祀られているのはそのためです
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注連縄
(標縄、七五三縄) |
注連縄は区切りです。注連縄で囲まれている場所は、清浄な場所であると標示するために飾ります。玄関に飾ることにより「家全部を囲んだ」と示すことになります。
お客様を呼ぶときに、家を掃除するのと同じように、注連縄で囲むことで清浄さを示して、神を呼ぼうとしているのです。
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| 門松 |
松も、神様の「依代」です。神様の乗り物だともいわれています。
能楽堂の鏡板には「松」が描かれていますが、松の前で能を舞うことは、神に奉納していることを示しています。現在は、能が奉納目的ではなく芸能になっているため、松に背を向ける形になっていますが、神事としての能(春日大社など)では、松に向かって能を舞います。
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| 雑煮、お節料理 |
正月の料理は、神様といっしょに食べる、または神様のお下がりを食べる「共食(きょうしょく)」が基本です。毎日のお供え(日供)もしますが、正月には特別なもの、我々がおいしいと思うものを準備して、神様と共に食べるのです。
神事では「直会(なおらい)」という行事が重視されています。直会とは、神様からのお下がりの酒や食べ物などいただく行事で、神様が召し上がったものをいただくことで、神との結びつきを強くし、その加護を期待する行為です。
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最初から会場を笑いの渦に巻き込みながら、お話される芳井先生。(ご本人は全然笑われないのです)
脱線しながらも「お正月」の意味を、わかりやすく楽しく語ってくださいました。 |
展示物のテーマも、もちろん「お正月」。
まだ時期が早いため、なかなか思うように揃いませんでしたが、知恵を絞ってお正月らしいモノを集めてきました。
ポチ袋、祝い箸、屠蘇器(お屠蘇を飲むための器)、雑煮椀、正月らしい野菜(金時人参、海老芋、くわい)。 |
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