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本日のお花:花政
本番用:ツバキ(ワビスケモリノシタ)
毎回、華麗な花を飾っていただく花政さんですが、
今回の主役は写真のように、
講師の佐野さん自ら持参いただいた枝つきの桜!
ということで、まだ開ききる前のツバキを一輪、
信楽焼の器に生けていただきました。
このような奥ゆかしさが、
桜と椿、それぞれの花の美しさを
より一層引き立たせているのではないでしょうか。
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「かなわないなぁ!!」
レポーターとしての感想を書くべきこのコーナーですが、今回は本当にこれ以外の言葉が出てきませんでした。
「男が女を守るべき」だとか
「女には子供を育む機能がある」
という発言がセクハラだ男女差別だと
言われるようになって、本当の事が言えない時代になってきた。
と佐野さんは言われていました。
実際ここには書いていないような過激な発言も
ほんの少しだけあったのですが、
自分の目と耳と足で体得した経験を持っている人の言葉は、かえって自分が本当に何も知らないのだなぁという事実を突きつけられます。
学校の授業で学んだことや、
本で読んだことは、結局「体験」にはかなわない。
佐野さんの言葉は聞く人をそんな気持ちにさせると思います。
自然の仕組みがわかると、
新月や満月にそって体調が変化することにも気付き、
心も身体も楽になっていくそうです。
最後の
「佐野さんの一番好きな桜は何ですか?」
という質問に
「私は女性はみんな好きです」
と答えた佐野さんの
桜に対する深い愛情と小粋さに、
何度も笑い声がおこったとても楽しい回でした。
第1部、第2部と
書き止めた印象的な言葉は数が尽きないのですが、
ここでは、その中の一つをご紹介したいと思います。
「最近は自分より年上の人が少なくなって、
先人の知恵を教えてもらえなくなったのがとてもつまらない。
自分の無い知恵を若い人に与えていくばかりで、
今の僕の頭は空っぽです」
ここで、私は「万有引力の法則」の発見者、アイザック・ニュートンの言葉を思い出すのです。
「I do not know what I may appear to the world; but to myself
I seem to have been only like a boy playing on the seashore,
and diverting myself in now and then finding a smoother pebble
or a prettier shell than ordinary,
whilst the great ocean of truth lay all undiscovered before
me.」
(私が世界にどう写っているかわからないが、自分自身では浜辺で遊んでいるただの子供のように思える。
浜辺で、まんまるな石や、きれいな貝殻を探すのにずっと夢中になっている間にも、
私の目の前にある大海には、まだ見ぬ真実がずっと眠ったままなのだ)
日本文化と欧米文化では、
桜や自然に対する考え方は、あきらかに違うと言われていた佐野さんですが、
どれだけ、体験しても人間の一生で学べることはわずかでしかなく、
自然の営みの中には、多くの教えが残っている。
真実を追求する人にしか辿りつけない万国共通の境地というのは、
やはりあるのではないかと私は思っています。