日本の伝統色100色
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土のなかの水酸化鉄の化合物で、黄色味のものを顔料として使う。
日本各地で採れ、日本画や染色の和更紗に用いられた。

栗が実をつけ、秋になり、木から落ちた時の皮の色を示す.
栗皮茶ともいう。栗のいがで染めた。襲の色にもある。

柿の実が色づいた色をいう。
ここでは顔料の弁殼と黄土を少したして表わした。
柿の実から採る色素の渋は茶色となる。

柿渋の実がまだ青いうちに採りそれを砕いて液にしたものを柿渋という。
時間が経つと茶になる。

黒く見えるほどの濃い藍色。
武具の威の糸などを勝ち色につながるとした。
ここでは藍をかさね、さらに墨色をかけた。

極めて薄い藍色。藍甕にわずかな時間つけただけの薄色と、甕に水をはってそれに空の色が映った時の色との説もある。

濃い赤味をおびた茶という説と黄味をおびた茶の二説がある。
ここでは前者をとり、蘇芳に阿仙の茶をかけた。

稲科の多年草でススキに似ている。
秋に刈り染料とする。
椿の灰、名礬で黄色になる。近江の伊吹山が産地として有名。

夏に黄赤の花が咲く。支子と蘇芳を掛け合わせて染めた。
蘇芳の代わりに茜、紅花も用いる。
紐子色もほぼ同じ。

平安時代の天皇にだけ許された衣裳の色。
延喜式によれば刈安と紫草によって表わす。
青白橡、山鳩色と同系とされる。

秋に実を結ぶものを採って、それで染める色をいう。
単に、支子色といえば実の赤みのかかった色。
支子を参照のこと。

銀杏のように黄味を残した葉が落葉したものをいうのであろう。
刈安に茜をかけてわずかに赤味をだした。襲の色にも。

団栗の実とそのへたを煎じて染める。
明礬で発色すると、黄味の茶色に。
鉄発色したものは濃い灰色で鈍色という。

黄ハダの木の皮の内側の黄色い部分が染料、胃腸薬となる。
澄んだ黄色になり、防虫性をかねて紙を染めることが多い。

支子の実が赤く色づいた状況の色をさしている。
延喜式によると紅花で染め支子をかけている。

クリとは水底によどんだ黒土を意味する。
その土で染めたという説もあるが、茶系の染料で鉄発色した色と考えるべきである。

奈良時代の正倉院文書に胡桃染の記載があり、それは胡桃の樹皮や果皮で染めた薄い茶をいうのだろう。

顔料の群青は藍銅鉱といわれる石をくだいて造られるもので、日本画には欠かせない色。澄んだ青色となる。紺青ともいう。

根で染める時は毎日新しく根を摺って染料を出す。
残った物を翌日までおいておいて、染めると、灰色がかった紫になる。

吉岡流剣法の祖、吉岡憲法が考案した染。
江戸時代の文献には揚梅の皮で鉄発色して藍をかけるとあるが、揚梅の鉄発色にした。

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