青・赤・紫

青


青の語源
青のはじまり
青の言葉


真夏の暑い時期にしか染めることのできない蓼藍(たであい)の生葉染(なまばぞめ)をご紹介いたします。

藍を染色する方法には生葉染めと建染め(たてぞめ)の二つがあります。生葉染めは夏にしか染めることができないので、葉を保存し染める方法が考えられました。その方法は大きく分けて3つありますが、ここでは「スクモ」での染めをご紹介します。

水にであうとすぐに溶けて流れてしまうその特質を生かして 、昔から京友禅や加賀友禅、絞りなどの下絵に使われてきた「青花」。
日本の染織文化を影で支えてきた美しい「青花」をご紹介いたします。

日本人にとって「青」とはどんな色なのでしょう。
「青」の持つイメージを集めました。

赤


赤の語源
赤の発展
赤の言葉


日本に5世紀頃もたらされ、女性の唇や頬を彩ってきた「紅花染」をご紹介いたします。

春の訪れを告げる、奈良・東大寺二月堂の「お水取り=修二会(しゅにえ)」には、その本行中に二月堂の本尊、十一面観音に椿の造り花をささげます。その椿の花びらに使われる紅花で染めた紙と、お水取りの様子をご案内いたします。

インド南部やマレー半島などに生育する蘇芳の樹木の芯には赤色の色素が含まれており、それを染めて明礬(みょうばん)、あるいは椿やヒサカキの木などを燃やした灰を使って発色させます。やや青味のある赤色をごらんください。

日本人にとって「赤」とはどんな色なのでしょう。
「赤」の持つイメージを集めました。

紫


紫の語源
紫の世界史
紫の言葉

中国、日本など東洋の国々では、紫を染めるために古くから紫草の根を染料として用いてきました。その伝統的な方法で染められる「紫根染め」をご紹介いたします。

平安朝の人々は紫草で染めた紫以外に、もうひとつの紫色を好みました。藍の青と紅花の赤をかけ合わせて作られる二藍とよばれる紫色です。

アクキガイ科の貝の内臓には、パープル腺という特殊な腺があり、これを取り出して太陽に当てると黄色から赤味がかった紫色に変化します。

日本人にとって「紫」とはどんな色なのでしょう。
「紫」の持つイメージを集めました。