今月の取り合わせ
三恵庵 扁額
床の間 点前座 会記
花に寄せる


初風炉のさわやかな季節を迎えました。5月5日「端午の節供」の趣向で一席。

お軸は中国の黄河に伝わる鯉の滝登りの話です。滝を登って龍と成る説話は、立身出世。
お茶は現在では、とかく女性のものと見られがちですが、お社中様、茶友の皆様方で、茶を志す男性諸子の「登り鯉」、 成龍の勢いの有らん事を寿ぐ、というのも一興かと存じます。

軸・香合・水指・茶杓と「鯉尽くし」の中に、男性茶人の皆様の栄ある将来を願い、宝尽平棗を取り合わせています。一座の皆様は、「清遊」の心持ちで楽しんで下さいませ。

柏餅を盛り合わせた半七氏*の鉄仙絵鉢は、塗蓋も添っています。一器多用で、春秋棚の水指に使っても楽しいです。



「花に寄せる」の取り合わせ
※今月の取り合わせは「清昌堂やました」東京店でご覧いただけます。(東京店案内図)
床の間

お軸は鵬雲斎大宗匠の一行です。初風炉・節供の席の他にも昇進・合格祝い等にも使えます。坐忘斎御家元の御襲名祝いのお席に用いられるのも、めでたい事です。
淡々斎宗匠御好の香合を飾って気分を高めましょう。

それぞれの道具の解説

点前座

豊祥棚は桑木地ですから、色彩の強い荒磯の水指がよく映ります。替茶碗には初風炉らしく仁清手の清々しい絵付のものを取り取りに使ってみました。
道安風炉には、東陽坊釜のような筒形の釜が一段とはえます。

それぞれの道具の解説


 


*
「茶道具のいろは<初級編>」茶道具 作家にて、作家プロフィールを紹介しています。
お菓子

菓子:「柏餅 末富製」
     かしわもち すえとみせい
器:「鉄仙の絵鉢 半七造
*
    てっせんのえ はち はんしちぞう 

菓子器の胴の部分全体に、ちょうどこの5月頃に、白または紫色の大きい花を咲かせる、鉄仙の絵が描かれています。
端午の節供にはかかせない柏餅を用意しました。粽ほどの歴史はありませんが、柏餅をこの季節に頂くようになったのは、江戸時代頃であります。


会記とは、その日の茶会の使用道具一覧表のようなものです。
客はその中から、茶会のテーマを汲み取り、席主の意図に思いをめぐらせ、心づかいに感謝します。

詳しく見る

会記
*「茶道具のいろは<初級編>」茶道具 作家にて、作家プロフィールを紹介しています。




お道具は「清昌堂やました」にてお求めいただけます。



ページの先頭へ