今月の取り合わせ
床の間 点前座 会記
新春を寿ぐ 睦月


新春を祝う稽古初めの御趣向を、薄茶席でまとめてみました。

「寿山樹色」は冬に変わらぬ松の緑。宗旦居士以来の正月の床飾り「長柳」を柳釘の青竹尺八花入に懸けました。床畳に長く懸かるのを吉とします。

風炉先の「亀甲」・釜の「松竹梅」と炉縁の「老松」は正月の吉祥の趣向です。薄器の「桃車」は三千年の齢を延ぶる西王母を唐子が運ぶ図柄です。山中塗で、敬宮愛子様を御祝い申し上げた図柄で、正月以外にも御歳祝や御嬢様の御結婚等にもふさわしい御品です。茶碗の色どりに干支茶碗、羊が宝袋の姿をした吉祥茶碗と、御題茶碗「町」江戸、京都、難波の三都を詠み込んだ百人一首カルタの絵柄の茶碗を取り入れ、正月の一席と致しました。

「新春を寿ぐ」の取り合わせ
※今月の取り合わせは「清昌堂やました」東京店でご覧いただけます。(東京店案内図)
床の間

今回の一行物は御祝の趣向です。御家元様の御代替りを迎え、新たに「佳気」が活気付く新春の御稽古場にしたいものです。
長柳の緑も例年と違う新鮮さが感ぜられる事と存じます。

それぞれの道具の解説

点前座

新春の席には「今年も相替りませず」と替わらないで毎年使われる道具と、替わる道具があります。釜や炉縁と対照的に、棗と干支茶碗、御題茶碗とで年々新たな茶席を表現しています。

それぞれの道具の解説


 


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「茶道具のいろは<初級編>」茶道具 作家にて、作家プロフィールを紹介しています。
お菓子

菓子:「花びらもち 末富製」
はなびらもち すえとみせい
洛中の菓司末富の作。玄々斎宗匠ゆかりの菓子のいわれを初春の席に、先生から教えて頂くのもよいですね。


器:「不見斎好 独楽盆」

花びら餅は、盆に盛る一段とはえます。
これは不見斎宗匠好の独楽盆。

会記とは、その日の茶会の使用道具一覧表のようなものです。
客はその中から、茶会のテーマを汲み取り、席主の意図に思いをめぐらせ、心づかいに感謝します。

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会記
*「茶道具のいろは<初級編>」茶道具 作家にて、作家プロフィールを紹介しています。




お道具は「清昌堂やました」にてお求めいただけます。



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