一服
いっぷく |
お茶を一碗飲むこと。他に煙草や薬なども一服と言い、転じて一休みすることも一服と言う。 |
真・行・草
しん・ぎょう・そう |
格調を表す三体。本来は書体で言われたが、茶道や華道でも格式を示す際に言われる。掛物(表具)、花入、茶杓などの茶道具のほか、おじぎの仕方にも言う。 |
茶事
ちゃじ |
炭点前、懐石、濃茶、後炭点前、薄茶などを行うことを、正式の茶事いう。季節と時間によってさまざまな茶事がある。 |
茶花
ちゃばな |
茶席に用いる草花や木物の総称。利休七則に「花は野にあるように」とあるように、自然に入れるのが一番。また茶花は、普通入れるといい活ける、挿すとは言わない。 |
呈茶
ていちゃ |
お茶を点てて出すこと |
点前
てまえ |
お茶を点てる作法。 |
床の間
とこのま |
床ともいう。室町時代の押板が起源で、茶室に床の間が作られる。掛物、花入、香合などが飾られる。 |
点前座
てまえざ |
亭主が茶を点てるために座る場所。 |
拝見
はいけん |
見る動作をへりくだって言う言葉。床の間や点前座、炉や風炉についだ炭の姿、点前で用いた棗・茶杓・茶碗などを鑑賞し、亭主の心入れを汲むこと。 |
水屋
みずや |
茶室に隣接して茶事・茶会の準備と後片付けを行なう場所。一般の台所に相当する。 |
銘
めい |
茶道具に付けられた別称・尊称・愛称のこと。道具の取り合わせの際、季節や物語性を添え、趣向をかたちづくる。 |
箱書き
はこがき |
茶道具をおさめる木箱に、作品名、作者、伝来、銘、筆者などを記すこと。 |
好み物
このみもの |
茶家・茶人などの好みによって特定された意匠をいう。茶室・茶道具・抹茶・和菓子などに使われる。 |
名物
めいぶつ |
いわれの深い茶道具のこと。利休以前の名物を「大名物」、利休以降の小堀遠州までの名物は「中興名物」と呼ばれる。「大名物」には、八代将軍義政が東山山荘で秘蔵していた「東山名物」。村田珠光が愛好していた「珠光名物」、珠光の高弟である堺の鳥居引拙所蔵の「引拙名物」、武野紹鴎の「紹鴎名物」そして「利休名物」。さらに奈良の松屋に伝わった「松屋三名物」、摂津の石山本願寺に伝わった「本願寺名物」も含まれます。 |